フォームコントロール利用例
フォームコントロール機能の追加とSJS形式の新ファイルフォーマットに対応
機能
- フォームコントロール:ワークシート上でインタラクティブな入力フォームを実現できる「フォームコントロール」機能を追加しました。この機能では、ボタンやチェックボックスなどをはじめとする9種類のExcelライクなフォームコントロールを利用できます。また、SpreadJSのExcel入出力機能を活用することで、フォームコントロールを配置したワークシートをExcelに出力したり、インポートしたExcelファイルに含まれるフォームコントロールをSpreadJS上で利用したりすることも可能です。
- 新ファイルフォーマットとExcel入出力パフォーマンスの改善:新しいファイルフォーマット(SJS形式)によるSpreadJSデータの保存や読み込みが可能になりました。ライブラリ本体のほか、SpreadJSデザイナも新形式によるデータの保存や読み込みに対応します。この新ファイルフォーマットではデータ構造の最適化が実施されており、従来のSSJSON形式ファイルと比較して、大幅に少ないサイズでSpreadJSデータを保存できるようになりました。また、この新しいファイルフォーマットをベースとするExcel入出力機能も利用可能になりました。同機能の活用により、従来よりも高速なExcelインポートとエクスポートを実現できます。
- 階層データ:テーブルシートでデータの階層表示ができるようになりました。シート上の各階層データはUIによる折りたたみや展開に対応しています。加えて、階層ごとに画像を設定したり、階層の親子関係と連動して動作するチェックボックスを設定することも可能です。このほか、コンテキストメニューや新しく追加されたAPIを利用すれば、階層レベルの上げ/下げや指定階層に対するレコードの追加といった操作も実現できます。
- リレーショナルデータのツリー表示〈テーブルシート〉:テーブルシートパネルのフィールドエリアで、リレーショナルデータのツリー表示が可能になりました。