テーブルシート
グリッドビューライクなテーブルシート機能の追加
機能
- テーブルシート:
- SpreadJSの強力な表計算機能やExcelライクな操作性はそのままに、よりグリッドビューライクなデータ表示を実現できる「テーブルシート」機能を追加しました。同じく新規実装された「データマネージャー」と併せて活用することにより、従来のワークシートでは難しかった多様なデータ表現を実現できるようになります。
- 集計機能とグループ化:SpreadJSに搭載の数式・関数を利用して、テーブルシートのビューに集計列を追加できます。また、任意のフィールドを指定したデータのグループ化に対応しており、これらのグループは各セルに表示の[+]/[ー]ボタンで展開したり、折り畳んだりすることが可能です。さらに、このグループ化機能と集計機能を組み合わせることで、特定のデータをグループ毎に集計して表示することもできます。
- 行/列のピン留め:特定の行や列を「ピン留め」して、シート上部や左端に固定表示できます。この機能はコードによる設定のほか、コンテキストメニューや行ヘッダのクリックといったUI操作からも設定可能です。
- 新規行とデータ状態に応じたアイコン表示:テーブルシートでは新規行の入力を許可することが可能です。また、入力が完了した新規行(挿入行)や編集した行の状態、列の属性などに応じて、行ヘッダや列ヘッダに各種アイコンを表示できます。
- データマネージャー:データマネージャーは、テーブルシートと連動するデータエンジンコンポーネントです。このコンポーネントを使ってサーバーなどからデータソースを取得し、様々な形態の表形式データにしてバインドすることで、テーブルシートにおける多様なデータ表示を実現できます。
- タイムラインスライサー:ピボットテーブル機能が強化され、日付によるデータの絞り込みに便利な「タイムラインスライサー」が利用できるようになりました。この機能を活用することにより、集計データに対する年や月、四半期ベースの絞り込みなどが専用UIで実現できるようになります。
- データのない項目の表示:新しく追加されたshowNoDataメソッドを使用することで、集計条件に合致せずデフォルトでは非表示となるデータ項目を表示できるようになりました。